2010年の「没後400年長谷川等伯展」以来、2回目の「松林図屏風」。人気の国宝ですが、近くでみると筆の荒々しいタッチが目に付くだけ、それほどの感慨がもてません。屏風は観る距離を選びますが、この屏風の至適ポジションはかなり離れて2つの屏風がひとつの視野に入るところ(国宝室の入口あたり)。ここまで下がると、松の木から霊気が立ち上り、屏風の前にたたずむ鑑賞者が松の幽霊に誘われて松林の中に迷い込んでしまった人のようにみえました。
2014-04-13 23:27
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
共通テーマ:アート
コメント 0