聖徳太子没後1400年 入江泰吉×工藤利三郎「斑鳩」展(入江泰吉記念奈良市写真美術館) [美術展]

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聖徳太子没後1400年 入江泰吉×工藤利三郎「斑鳩」展
2021年7月10日(土)~8月22日(日)
入江泰吉記念奈良市写真美術館

奈良博の次に向かったのは東大寺ミュージアム。戒壇院の工事期間中、昨年7月から塑造四天王立像(国宝)が仮にお住まいになっています。私が仏像好きになったきっかけが四天王立像のうちの広目天立像。でも今みるとちょっとランクダウンかな。インパクトが強いだけに、何度か見ているうちに慣れてくるのかもしれません。心変わりを認識しました(本当に失礼な言い方で申し訳ありません)。この日は知足院本尊の地蔵菩薩立像も期間限定でいらっしゃいました。ミュージアムはいつの間にかリニューアルオープンしていて、無料ロッカーがなくなっていた…。復活してほしいです。

東大寺ミュージアムを後にして、バスと徒歩で入江泰吉記念奈良市写真美術館へ。工藤利三郎は明治後期から大正期にかけて活躍した仏像写真家の草分けだそうです。火事に焼ける前の法隆寺金堂壁画、無造作に外で撮影された玉虫厨子など貴重な写真が多く、テンションがあがります。一方、入江泰吉が写した田んぼに囲まれた法隆寺の風景は今となっては宅地開発でなくなってしまいました。一気にセンチメンタルな気分になってしまうのでした…。

この後に法隆寺に行く予定なのですが、私の理想の法隆寺周辺の風景は写真の中にしかないのです(そのときの記事)。戒壇院の広目天にしても法隆寺周辺の風景にしても、すべてのものは移り変わっていくんですよね。


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