東寺名宝展ー国宝 両界曼荼羅図と祈りのマンダラー(東寺宝物館) [美術展]

東寺名宝展2015.jpg
2015年3月20日(金)〜5月25日(月)
東寺(教王護国寺)宝物館

関西旅行4日目。前日の帰りは丹生都比売神社からバスで笠田駅へ出て、歩き疲れてクタクタになった身体を駅近くの天然日帰り温泉「八風の湯」で癒しました。ホテルの部屋にあったマッサージクッションでもしっかり足もみ。その併用効果のおかげか、まったく筋肉痛になりませんでした。ただ、筋肉痛がなかったために、この日もうろうろと歩き回ってしまい、旅の最終日は気持ち悪くなるほど疲労困憊。疲労物質が筋肉に留まらず、全身に回ってしまった感じです。メンテナンスも大事だけど、休養が第一です。

閑話休題、今日は京都へ。まずは東寺の曼荼羅展へ。東寺にはたくさんの曼荼羅が伝わっていますが、今回は5年に1度しか公開されない国宝の「両界(りょうがい)曼荼羅図(伝真言院曼荼羅)」が展示されています。てっきり、昨秋の特別公開の際にみた江戸時代の両界曼荼羅図(元禄本)はこの国宝曼荼羅の模写なのかと思っていましたが、実際は全く違う別物でした。大きさも元禄本に比べると小さくて、色味も元禄本が緑系だったような気がするのに対して、こちらは赤系です。

曼荼羅鑑賞には単眼鏡が大活躍。じっくり隅から隅まで眺めつくしました。というのも、とっても好きなお顔の仏様だったから。赤い隈取のお顔に弓なりの目、かわいらしく明るいお顔。一昨年、高野山の宝物館でみた阿弥陀聖衆来迎図(高野山・有志八幡講)のお顔と似ています(そのときの記事)。胎蔵界と金剛界と2幅のうち、今は金剛界の展示期間。でも、いろいろ調べてみると、出来栄えでは胎蔵界の方がすばらしいらしい。5年後は胎蔵界を見なくちゃ。

さらに、特別公開中の小子房を拝観。正月行事の「後七日御修法(ごしちにちみしほ)」の際、今でも実際に使われている場所だそうです。

曼荼羅1.jpg




タグ:国宝
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