鎌倉の至宝 優美なる慶派のほとけ(鎌倉国宝館) [美術展]
鎌倉の至宝 優美なる慶派のほとけ
2017年4月22日(土)~2017年6月4日(日)
鎌倉国宝館
慶派のほとけというから鎌倉まで足を運んだのですが、期待外れでした。金剛寺(秦野市)と教恩寺(鎌倉市)の阿弥陀三尊像が出品されていましたが、慶派にもピンからキリまであるんですね。企画展示の仏像よりも仏画や書跡の方に見ごたえがありました。仏画では光背のタイコーズブルーが美しい南宋時代の仏画「宝冠釈迦三尊像」(建長寺 重文)が目を引きました。書跡は文字から書いた人の人格が伝わってくるようで、美術鑑賞というより個人的に興味深いです。蘭渓道隆はとても達筆で頭が良さそうな字、反対に北条時宗は悪筆でした。
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