図書館所蔵の国宝・重要文化財(早稲田大学) [美術展]

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早稲田大学中央図書館開館25周年記念展示
第1期 図書館所蔵の国宝・重要文化財
2017年3月17日(金)~2017年4月5日(水)
早稲田大学総合学術情報センター

早稲田大学図書館では国宝2点、重要文化財5件の指定文化財を所蔵しているそうです。国宝は中国唐代の写本『礼記子本疏義 第59』と『玉篇 巻第9』の2点。およそ10年ぶりの公開です。国宝制覇を念頭に足を運びましたが、漢字が並んでいるだけで何が書いてあるのかよくわからないし、美しくもないし、このたぐいの書籍は鑑賞ハードルが高いです。でもとても丁寧な解説が付されていて、なんとなくその貴重さは伝わってきました。

興味深かったのは仏師運慶の自筆文書。運慶の娘・如意が養母である冷泉局から近江国愛知郡香庄を伝領することを父・運慶が保証する内容だそうです。運慶と貴族との結びつきが知れて興味深いし、その「字」が自由気ままな筆運びで運慶の人柄がうかがえました。


タグ:国宝
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